子宮頸がん予防ワクチン

3月 7th, 2010 by admin

  昨年末から子宮頸がんが予防できるワクチンが話題になっています。当院でもこの予防ワクチンの接種を始めました。ワクチンについて疑問に思っている方もたくさんいらっしゃると思います。少しでも疑問が解決できればと思い書いてみました。参考にしてください。

 

☆子宮頸がんとは

 ・膣から子宮へとつながる入り口部分にできる「がん」が、子宮頸がんです。子宮頸がんはヒトパピローマウィルス(HPV)というありふれたウイルスが性交時に感染して起こります。体に感染するHPVはおよそ100種類以上ありますが、子宮頸がん発生にかかわるハイリスクタイプは15種類ほどといわれています。子宮頸がん患者の7割を占めるとされるのが、16型と18型です。

☆感染したら

・感染しても90%以上は気づかないうちに免疫によりウイルスが消滅します。ごく一部が数年から数十年かけてがんに進行していきます。

・女性の約80%が性交で一生に一度は感染しているといわれています。だれでも子宮頸がんになる可能性があるのです。

 ・HPVウイルスは風疹のように感染しても抗体をつくることはできないので、繰り返し感染してしまいます。

 ・セックスパートナーが多い場合にだけ起こるがんと思われがちですが、たった一度の性交渉でもHPVに感染します。 性交渉だけでなく指からでも感染するので、コンドームを使用しても完全に感染を防ぐことはできません。

☆がん検診

 ・注射しても全部のウイルスの感染を予防できるわけではないので、年に1回は検診を受けてください。 早期に発見できれば100%治癒可能な病気です。早期なら子宮を失うこともなくセックスも妊娠も出産も可能です。

HPVワクチン

 ・16型と18型の感染をブロックするワクチンです。 ほぼ100%16型と18型を予防できます。10~20年以上効果は維持できると推測されています。

 ・既に感染しているHPVを排除したり、前がん病変やがんを治療する効果はありませんが、その時点でハイリスクタイプのHPVに感染していなければ、次の感染は予防できます。

 ・ワクチンは、ウイルスそのものではなく合成して作った製剤なので、ワクチンによってウイルスに感染することは一切ありません。

 ・対象は10歳以上 半年に3回接種します。 

☆当院では

 ・月経時に電話予約してもらっています。1回が16,000円です。

                                                                                     

 

 

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